カーバッテリー上がりは日頃からの点検が重要です。

カーバッテリー駆けつけ隊福島郡山です。

ある調査会社のデータによると、「ドライバーに今まで車のトラブルは?」とアンケートとした所、二人に一人は「カーバッテリー」と答えたそうです。
車の乗る上でトラブルが起きた時に対処しなければいけないという事になりますね。

そもそも何故、車のバッテリーは上がるの?

カーバッテリーの寿命は2~3年と言われております。車に乗る頻度や扱い方で、その寿命は様々ですがバッテリーは消耗品です。古いバッテリーは上がり易いです。
では、バッテリー上がりの原因はどんなものがあるのでしょうか?

ライトを点けたままエンジンを切る

夜、車を使った後エンジン切った状態でライトをつけっぱなし。これは急激にバッテリーの容量を失う行為です。最近の車はエンジンを切ってドアを開けると自動的に切れる仕組みになってるのもありますが、その機能が無い車は必ずライトをオフにしてからエンジンを切る様にしましょう。

半ドアのまま、ルームランプが点灯し続ける

ルームランプのつけっぱなし状態もバッテリーは上がります。「あの小さいルームランプでバッテリーなんか上がらない」なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。長時間つけっぱなしですと、流石に小さいルームランプでもバッテリーにはかなりの負担です。車から降りた時は中のルームランプの点灯状態を確認する必要がありますね。

急に寒くなり気温が下がった

「昨日まで何でもかなったのに朝方、バッテリーが上がった」
これもよく聞く話しです。
周囲の気温が下がるとバッテリーの性能も下がります。雪国などで使う車は寒冷地仕様のバッテリーがあるぐらいです。寒さには気をつけたい所です。

車に乗らずにそのまま放置

長い時間、車に乗らずそのまま放置ですと、バッテリーが充電されません。今の車はナビや時計など補助電源を使う機器もあります。その機器なども初期化されて使えなくなってしまいます。

バッテリー上がりの症状

エンジンを始動しても「カチカチ」と音がするだけでエンジンがかからない。この様な状態がバッテリー上がりに多い症状です。
・リモコンキーで鍵が開かない
・ルームランプやライトが点灯しない
・メーター、ナビ、オーディオ機器が使えない

バッテリー上がりの対処方法

では、バッテリー上がりの時はどの様に対処すればいいのでしょうか?
以下の対処方法を紹介します。

ブースターケーブルを繋いでエンジンをかける

一番オーソドックスな方法で確実にエンジンをかけるのがブースターケーブルを使っての方法です。
ホームセンターなどでブースターケーブルは、2千円から3千円ぐらいで販売してます。
そのブースターケーブルを使ってエンジンをかける方法ですが、もう一台救援してもらう車が必要になります。その車からバッテリーをブースターケーブルで繋いでエンジンをかけます。
この時に、注意しなければいけないのが、救援してもらう車はハイブリッド車以外に限定されます。
具体的に言うと
・通常車(救援車)→通常車(バッテリー上がり)これはOK
・通常車(救援車)→ハイブリッド車(バッテリー上がり)これはOK
・ハイブリッド車(救援車)→通常車(バッテリー上がり)これはNG
・ハイブリッド車(救援車)→ハイブリッド車(バッテリー上がり))これはNG

ジャンプスターターでかける

救援車が必要無い方法です。ジャンプスターターを用意します。Amazonなどで、「ジャンプスターター」と検索すると4千円から5千円ぐらいで販売されてます。

使い方はとても簡単で、充電しておいたジャンプスターターをバッテリーに繋いでかけます。外部バッテリーとして携帯電話などの充電もできますので、車内にひとつおいておくととても便利な機器です。

バッテリーを交換する

バッテリーの劣化が原因なら、あとは交換する方法しかありません。ガソリンスタンドやカー用品店などで交換ができます。だいたい3千円から1万円ぐらいの予算で交換できます。

日々のバッテリーチェックを行う

普段、バッテリーチェックはどの様にすればよいでしょうか?
エンジンルームを開けて、バッテリーを見てもあとどれぐらいで寿命とか判断できませんよね。
そういった時に判断する時に役立つアイテムがあります。


Panasonic (パナソニック) カーバッテリー寿命判定ユニット
バッテリーにこちらの器具を繋いで、LEDの点灯を見ればいいだけです。
バッテリー容量を一目で判断できるので、バッテリーの交換時期の目安にできます。

バッテリー上がりは誰にでも起こりうる

車に乗るドライバーは、必ずと言っていい程起こるうるのがバッテリー上がりです。昨日まで普通に乗れてたのに、何で急に?という事は日常茶飯事です。車の定期点検はドライバーにとって当たり前の事です。車を乗るのは好きだけと、自分で定期点検はちょっと、という方は、最寄りのガソリンスタンドやディーラーなどにお願いするといいでしょう。

この記事を書いた人

car@carbattery.ma2k.net